水分摂取での注意すべきポイント!
前立腺肥大の症状の一つに頻尿がありますが、夜中に何度もトイレに起きたりすると、夜熟睡できなくなってしまいます。
また、昼間でもトイレの回数が多いと、仕事にも支障をきたしてしまいます。
夜間の頻尿を抑えるには、やはり就寝前の水分摂取を控えることです。
水分以外にも、お茶やコーヒーも利尿作用があるので控えるようにします。
ただ、前立腺肥大だからと言って、水分摂取を控えすぎるのも良くありません。
夜間の頻尿を抑えようと、水分摂取を抑えると脱水状態になってしまい、腎機能の障害を起こす恐れもあります。
前立腺肥大の手術の後も、できるだけ安静にして水分を多めに摂り、こまめに排尿することが大事となります。
やはりある程度の水分摂取は必要で、目安として、1日約1.5リットルの水分を取るように心がけることです。
少しばかり意識して、1日の水分摂取の量を測ってみると良いでしょう。
頻尿になるとトイレに行くのが面倒で、つい我慢してしまいがちですが、排尿を我慢していると、さらに排尿困難になってしまうので、尿意を感じたときはすぐに排尿するようにします。
頻尿となるのは、1回の排尿の量が少ないために起こるので、排尿の際、できるだけ尿を多く出し切るように努力してみることです。
また、お酒を飲みすぎると、尿がきちんと排出されない尿閉という症状を引き起こす恐れもあります。
お酒の飲み過ぎは前立腺肥大だけではなく、いろいろな病気の元にもなるので、できるだけ酒は控えることです。
お酒を控え、ノコギリヤシを摂取するように心がけることが、前立腺肥大の予防にもなるのですね。
前立腺肥大において、極度の水分摂取量制限はNG
前立腺肥大になると、その症状からも水分摂取についてかなり気をつかうこととなります。
なにせ、「尿の勢いがよくない」「尿が途中で途切れる」「残尿感がある」「おなかに力を入れないと尿がでにくい」「トレイの回数が多い」「睡眠時に何度もトイレにいく」「尿意を感じると我慢できない」「尿意があるのに出ない」など…そうした症状かも、水分摂取はどれくらいがいいのかと気にしてしまうのです。
こうした尿の出方が悪いと、自己流で水分摂取をコントロールしてしまう人が多く、ほとんどの人が水分摂取量を減らしてしまうといったことをやります。
でも、水分を摂らないでいると尿の量も増えず…結果として尿の出方が悪くなります。
心配になってトイレにいっても少量しかでないのですから、逆に残尿感ばかりを感じるようになっても不思議ではありません。
尿の量が少ないと、老廃物をうまく排出する事ができなくなりますので、腎臓や膀胱に大きく負担をかける事になります。
つまり、過激な水分摂取量の制限は前立腺肥大にとっては逆効果にしかならないのです。
最悪、脱水症状をおこしてしまうこともありえます。
特に高齢者の方は注意が必要となります。
水分の摂りすぎも良くないですが、制限しすぎるのも問題。
必要量を適切に、冷たい水などではなく常温や温かいお茶などで摂取するように心がけるのが前立腺肥大には良いのです。
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